旅行代理店 トラブル編1
まず、旅行契約の成立ということについてですが、例えば電話またはインターネットで予約を入れたとします。 旅行代理店からOKの回答があっても、この時点では業法上は旅行契約の成立ではありません。旅行契約は入金 をすることが条件となります。そして、旅行代理店がツアーなどの代理販売をしているとすると、海外ツアーだと 通常時期で出発日の1ヶ月前、ピーク時期だと出発日の40日前からキャンセル料が発生してきます。このキャンセル 料が発生する日までに申込金をもらうことが、ほとんどの旅行代理店で担当者に義務付けられています。予約後に 未入金のままキャンセルになることは日常茶飯事です。
お客さんから入金がなくても、ツアー主催会社には キャンセル料を支払わなくてはいけないのです。この点で、お客さんの立場でトラブルに遭遇する可能性を減らすのは 入金面で担当者に神経を使わせないということです。何か旅行代理店側に立った意見のようにも取れそうですが、 別の言い方をすれば、突発的なアクシデントがない限りは必ず行くという旅行の場合は早めの入金をするということ です。逆にキャンセルする可能性があったり、最悪は行かなくても良い旅行であれば放っておけばいいのではないかと 思います。ただ、キャンセル料がかかる前までには方針を決めておかないと入金がないとキャンセルされてしまいますので 気をつけてください。
次に、送られてくる書類は必ずキチンと目を通してください。キャンセル料の規定などが載っている細かい文字を
読みましょうということではありません。当たり前のことですが、日程、名前、行き先、料金などです。特に電話での
予約や、カウンターでの予約の場合は必ず目を通すことをおすすめします。
例えば、電話で5/3出発で3日間の石垣島旅行を 予約したとします。電話越しにちゃんと話をして予約したし、担当者も復唱してくれたから大丈夫だと思っていても、電話の 向こうでは、朝から10件くらい似たような内容の予約を受けていて、電話を切った直後に宮古島ツアー3日間の予約を受け、 その直後にも沖縄本島の予約を受けているかもしれません。どこの予約を受けたのかわからなくなっても不思議はないのでは ないですか?このような状態は結構よくあることです。ただ、担当者も書類を送って何も言って来なければ間違いないと思い 込みます。お客さんは電話で話がついているので大丈夫だと、担当者は書類を送ったけど何も言ってこないから大丈夫だと 思い込むということになります。
予約をしたら通常は同日中に書類発送してしまいますので、届いた書類を見て間違いが発見 出来ればリカバーすることが出来る可能性は非常に高いのです。それを支払をする前に発見したりすると希望内容が取れず、 言った言わないの水掛け論になりますし、証拠の残っている旅行代理店の方が有利になることになります。
最後に、最終日程表も必ず確認してください。航空券が同封されていれば安心です。 航空券の内容を確認すればまず問題はありません。海外旅行の場合は名前が一文字でも違っていれば飛行機に乗れない可能性が高いので、名前の綴りは必ず確認 してください。これだけ実践すれば出発前の問題はほぼクリア出来ると思います。
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