中国周遊40日間 Gウルムチ
トルファンからウルムチまではバスで6時間とのこと。絶対に座りたいっ!バス乗り場に行くと たくさんの人が集まっていましたが、何とか座ることが出来ました。バスは普通に走り始めましたが、 何もないところで急にバスが止まったかと思うと、来た道を戻り始めました。完全に中国語のみの世界 なので、ハッキリしたことはわかりませんでしたが、エンジントラブルか、パンクしたかなどのバスの トラブルだったと思います。
ふりだしに戻ったかのように、出発したバス乗り場に戻ると次のバスを待つ人たちが集まっていました。
そして、この集まっていた人たちと一緒にバスの席をかけて争う、乗車率200%という苛烈な戦いにな
りました。一旦バスを降り、この群集の中の後ろの方に並びました。次のバスが来て乗車口に人が殺到す
る中、僕も「こらー、どけー」などと絶叫しながら大きなバッグを背負いバスの乗車口を目指して突進し
ました。途中でバッグを引っ張られたり、怒鳴られたりしながらでしたが、なんとか座席を確保すること
が出来ました。今となっては悪いことをしたなと思いますm(_ _)m
満員電車のような状態でバスはウルムチに向かいました。立っていた人はしんどかっただろうと思います。 途中、火焔山の傍を通り、360°地平線というようなところもありました。日本にいた頃には、そんな風 景を見たら感動するだろうなと思っていたのですが、実際に思ったことは、こんなところで降ろされたら死 ぬかもな〜というものでした。人をたくさん乗せてクッションの悪いバスでしたが、何とか無事ウルムチに 到着しました。ずっと田舎町のようなところばかりでしたが、ウルムチは北京を出て以来の都会でした。
ウルムチに到着して、ホテルを決めて夕食を食べに行きました。かなり食事にはうんざりしていましたので何か おいしいものをと思い、当時のホリディイン・ウルムチ、今の新疆大酒店のレストランに行きました。久しぶり においしいパスタとパンを食べ、バターをいくつかもらって店を出ました。食事に満足し、ホテルに戻る途中で 大きなリュックを背負った同年代の人に声をかけられました。話してみると日本企業の北京駐在員で休暇を利用 してウルムチまで来たとのことでした。
彼はホリディイン・ウルムチに泊まっていたので部屋を見せてもらうと キレイで広い。学生の頃にバックパッカーで世界中を旅してきたようで卒業後に就職した会社で中国に行く人を 募っていたので志願して、やって来たとのことでした。自分自身のことを考えると、会社を辞めて、一枚の写真 がきっかけで、なけなしの貯金をはたいてのフリーター。中国にやってきて出会った日本人は、学生、自称カメ ラマン、日本で一年程働いては海外に出てくる海外フリーク、僕と同じで会社を辞めて飛び出してきた人などで したが、はじめて普通に社会で活躍している人に会いました。この時に、日本に帰ってもまた社会と両立しなが ら海外に出て来たいと思いました。
翌日はボゴタ山脈中腹にある天池に行きました。ここは中国か!と思うような美しい風景に感動しました。天池の
風景に感動していると、広島カープの帽子をかぶった20歳くらいの女性を含む5人の女性グループがいました。
「なんでカープの帽子かぶってくるの?」と尋ねたところ日本語が通じません。中国語はわからないので、中学生
レベルの英語で問いかけると香港から来たとのこと。カープの帽子が香港では流行っていたのか(笑)。
天池から帰った翌日にウルムチから西安に向かうのに旅行会社で列車の予約をしていましたので、翌日出発当日 に約束通りにお金を払いに行くと「そんな列車は走ってない」との返事。2日前にはOKと引き受けてくれたのに、 何故か?と聞くと元々そんな列車はなかったとのこと。近いうちに取れたら取るよとの態度に腹が立ち、公安(警 察)に騙されたと言いに行く、と言うと、態度が急変して、すぐ駅に向かい明日の切符を取ってきてくれました。 やはり、日本よりもはるかに警察に対する恐怖感があるんだろうなと思いました。
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