中国周遊40日間 Fトルファン
敦煌からトルファンへはバスと列車を乗り継いでの道のりでした。敦煌から嘉峪関までバスに乗り、 嘉峪関からトルファンまで列車で移動しました。トルファンに到着は午前8時だったのですが、まだ 夜明け前。中国全域を一つの時間で統一しているのは、あの広大な国土ではやはり無理があるのでは と思います。
駅に着くと夜明け前にも関わらず多くの客引きが駅に大挙していて疲れていたせいもあり、騙されて もいいやと適当な客引きについていくと軽のワンボックスタイプの古い日本車に乗せられホテルまで 案内されました。ホテルのフロントには薬局においてあるようなガラスケースが一つで置かれている だけで中身は空っぽ。ガラスケースの後ろには、目の青いきれいな女性が一人立っていてO君との 2名1室でルームチャージで一泊一人100元でした。たぶん吹っかけられていたのでしょうが、 もうどうでもよくなっていました。ホテルに荷物を置き、O君と一緒にトルファンの観光に まわりました。
高昌故城、交河故城はどちらも廃墟という言葉がぴったりの遺跡でした。遠い昔は栄えたであろう城 だったようですが、今は時間の経過と共に風化し、煉瓦だったであろう建物も土そのものになってい ました。
トルファンは新疆ウイグル自治区というところにあるのですが、ここまで来ると一般的な中国のイメー
ジではなく中東のような風景になってきています。ベゼクリク千仏洞ではすでに土と化した建物の向こ
うには緑が生い茂り土色と緑のコントラストが美しく、青い空によく映えていました。
すでに10月になっていたのですが、昼間は暑く、長袖シャツでは汗だくになってしまいました。また トルファンには、西遊記で出てくる火焔山があることでも有名です。火焔山の前には、西遊記のキャラ クターの像がありました。
トルファンの中で一番標高が低いところは−154mと世界では死海に続いて2番目に低いところだそ うです。年間降水量が極端に少ない気候のトルファンですが、地下水道のカレーズのおかげで、葡萄の 産地であり、緑の生い茂る砂漠の中のオアシスのような印象でした。
観光を終え、O君はトルファンで知り合った人とパキスタンに抜けるとのことになったので、O君と外に 飲みに行こうということになりました。当然居酒屋はありませんので、シシカバブを屋台で買い、葡萄の 名産地なのでワインを一人2本買いシシカバブを食べながら一人二本のワインをラッパのみし、日本での 再会を約束して酔っ払って寝て、翌日O君より先にトルファンを後にしました。
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