中国周遊40日間 K南寧
南寧は夜着になってしまいました。駅を出ると女性だらけで何やらIDカードのようなものを首からさげて います。それをかざしながら何やら大声で叫んでいました。桂林のRさん曰く、南寧は買えるよ、カード に自分が病気ではないことを証明しているから安心よとのことでしたので、そういう女の人たちだったの ではないかと思います。
胃痛の恐怖から我慢せず、ストレスをかけないようにしようと思っていたので、かなりキレイなホテルに
チェックインしました。クラブサンドウィッチを注文すると日本で食べるものと変わりないものが出てき
て、おいしく食べることが出来ました。
翌日、ベトナムへの入国について可能かどうか、可能であればいくらかかるのかを旅行会社に調べに行く と、日本円で20万円くらい払えば車をチャーターしてベトナム国境までは連れて行ってくれるとのこと 、しかし入国するのは難しいでしょうとの答え。あまりにも高いうえに国境までだけとの答えに愕然とし ました。ベトナムに陸路入国する為に南寧に来たのに全く意味がなくなってしまいました。
今では、立派な観光地の南寧ですが、93年当時はあまり情報が公開されていなかったのか、観光地がまだ 知られていなかったのか、何もない町だったという印象です。徳天滝、楽業天抗、花山壁画など素晴らしい 観光資源があったのに、ただボーッとして過ごした南寧でした。これらの観光地なら今でも行ってみたいと 思います。本当にもったいないことをしてしまいました。
特に何を見たという訳でもない南寧でしたが、人々が陽気で親切だったのが印象的でした。僕の持ってい た中国のイメージでは全くなく、南の国の人々という雰囲気がありました。暖かい南寧で3日間ほどボー ッ出来たのは体も楽になり、結果的に良かったんではないかと思います。
次は最終目的地の上海です。南寧から上海までは軟臥(A寝台)に乗りました。結局、軟座(グリーン車) だけは乗れませんでしたが、それ以外の車両には乗ることが出来ました。軟臥は2段ベッドが2つあるコン パートメントでベッドも柔らかくて快適でした。しかし、内側から鍵をかけることができます。同乗する人 によっては怖い思いをする可能性もあります。個人的には硬臥(B寝台)の方が、中国の人たちと接するこ とが出来るので好きです。また、何か悪いことをしようとしても周りの目があるので荷物に鍵をかけて頭の 方に置いていれば、その方が安全なように思います。とにかく、南寧〜上海32時間の列車の旅は、裕福そ うな50歳くらいのおじさんと一緒に何を話すわけでもなく、移動しました。
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