中国周遊40日間 J桂林
桂林に戻り、ホテルフロントでカギを受け取ろうとしていると、日本語で話しかけられました。振り返ると ワイシャツにネクタイ姿の同じ歳くらいの男性、名前はRさん。「私は日本に留学していたことがあります。 日本人の方ではないかと思い、思い切って声をかけさせて頂きました」と非常に丁寧な言葉遣いで好感を持ち ました。「では僕の部屋にどうぞ!いろいろと話しましょう」はさすがに怖いので夕食の約束をして別れまし た。
Rさんとロビーで待ち合わせをして、夕食に案内してもらいました。最近は日本でもたまに看板を見かけるよう
になりましたが、「火鍋」と書かれたお店でした。鍋が半分に仕切られており、チャーハンについてくるような
スープの色ともう一方は赤でした。魚やエビ、鶏や野菜、豆腐などがいっぱいに入っていて、赤の方は思いっき
り辛かったのですが「うまい!」。おいしかったです。Rさんと共に、ビールもすすみ、さまざまな日本と中国
の文化の違いなどを話していました。
桂林を明日出発しようと思っていることを伝えると「南寧からベトナムに行けるよ!」とのこと。まだベトナム旅 行が一般的になる前のこと。ベトナムに陸路入国などしようものなら、途中の森の中からゲリラが出てきたりする んじゃないかと想像はしたものの、行ってみたい気持ちになりました。Rさんが明日の夕方の南寧行きの切符を買 ってホテルまで届けてあげるよとの言葉にそのまま切符をお願いしました。
スポンサードリンク翌日、ロビーで待ち合わせしているとRさんは友人と二人で来ていました。僕は中国の4種類の客車すべてを経験 してみたかったのでグリーン車(軟座)で依頼していました。Rさんから兌換券で180元とのこと。「いくらな んでも高すぎる、列車で5時間で、いくら軟座だからってそんなには絶対にしない。そんな切符いらん」と言いま したが、昨日の夕食代が安かったのは、僕がいたからだとか、お前をどこかに連れて行くために今日は二人で来た んだなど、いろいろと面倒なことを言い始めました。
とにかく180元は絶対に払わないと言い張り、結局120元で折り合いをつけて駅に向かいました。それでも、
だいぶぼったくられているんだろうとは思いますし、日本人がカモにされる原因を強める結果になりました。列車
に乗るとグリーン車(軟座)ではなく、普通車(硬座)。親切そうな顔をして日本語で話しかけてくる人には要注
意です。5時間あまりの車中、「クッソー、Rめ〜」なんて思いながら南寧に到着しました。
中国旅行の途中で日本語で話しかけられることが何度かありましたが、このRさんのようにほとんどが怪しいたく らみがあるような人ばかりでした。それらの人の為に、本当に日本語や日本の文化などに興味を持っている人たち まで誤解されてしまうのは残念ですが、今では海外にいて日本語で話しかけられると必ず身構えるようになってし まいました。特に観光地には多いようです。
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